ファインダー越しに家具と建物を見つめて30年

――銀塩(非デジタル)からデジタルへ、転換期を走り抜けたカメラマン
私、牟田口宏樹が、写真のスタジオ「スタジオ・エム」を
立ち上げて
30年が経ちました。この30
年間に、
銀塩で現像するフィルムカメラから、
パソコンさえあれば誰でも
気軽に撮影・現像できるデジタルカメラへ、
時代は大きく変化しました。
はからずも私は、カメラの世界の大転換期に
立ち会ったことになります。
怒涛の時代を乗り越えるには、
確かな腕と、変化を受け入れて自らの成長の糧とする柔軟性が不可欠でした。
物言わぬ家具に、いかに命を吹き込むか。
その熱い思いがあってこそ、
スタジオ・エムは30周年を迎えることができたのです。
